「お金よりも大切なものがある」←お金が大切じゃないとは言ってない

「世の中お金なんかよりも大切なものがある!」

義理や人情を売りにしているタイプのドラマや映画などでこのようなセリフを耳にしたことがある方も多いと思います。

さすがに日常生活においてこんな青臭いセリフを見聞きすることは少ないと思いますが、それでも一定数の人間は心の底からこのような考えを信奉していることも確かです。

ではそれをわざわざ記事の話題にとりあげるということはそういった考えが間違っていると言いたいのかというとそういうわけでもありません。

今回私が伝えたいことは、そういったお金に対して価値を貶めるような発言をする輩の本心は、お金に対するコンプレックスの裏返しではないのか?ということです。

わざわざお金を引き合いに出して他の物を持ち上げている奴らの方がお金に対して特別意識を持っているのではないのかということです。

本当にお金に対して価値を見出せないのなら、価値がないものにはふたをしてそっとしておくはずです。

本当はお金に対して羨望や憧憬のまなざしを向けているからこそ、このようなツンデレをかましているとしか思えないのです。

もしお金に対して何か特別な感情を抱いているのであれば、それは間違いです。

お金はただの数字であり、ツールです。

使い方によって結果的に印象は変わりますが、それ自体に特別な意味は持ち合わせてはいません。

これからお金儲けを考えている人であればなおさらお金に対してクールな目線を持つことが大切です。

なぜならそのような特別な感情はお金を増やす過程では邪魔になるだけなのですから。

「お金よりも大切なものがある」←お金が大切じゃないとは言ってない

お金は悪でも正義でもない

お金は悪でも正義でもありません。

先ほども申し上げた通り、それ自体に感情を内包してはいません。

使い方や使う人間によって悪にも正義にもなり得るというだけなんです。

お金儲けがしたければクールな目線が必要だといいましたが、これは非常に大切です。

一流のビジネスマンや一流の経営者、投資家などは、お金に対していちいち一喜一憂なんかしません。

お金が増えたからといってお金を称えはしませんし、逆に減ったからといって悪者扱いして憎むようなこともしません。

お金に対して常に一定の距離感で接しているのです。

その結果全体を冷静に把握することができ、上手に増やすことが可能になるのです。

過去にお金に助けられた経験から全幅の信頼を寄せている人や、逆に苦い経験から嫌悪感を抱いてしまっている人は、まずはお金は悪でも正義でもないと知ることが大切です。

共通の価値をもたらすツール

それではお金の本質的な存在意義とは何なのでしょうか。

それは、価値観の違う様々な人たちに共通の価値をもたらすツールだということです。

人それぞれ育ってきた環境が違う(セロリ)ように、物の価値というのは個人によって変化するのが当たり前です。

なので、本来万人に向けたビジネスというのは成り立たないのです。

しかし、そんなバラバラの価値観を一定の指標に統一させることが可能なツールこそがお金なんです。

つまりは資本主義を成り立たせるための便利な道具なんです。

人間というのは変化を嫌います。

新しいことや新しい価値観に触れるということは、常に危険を伴い、多大なストレスを与える要因になってしまいます。

そんな中ある程度価値が不変であることを確約されているお金というツールは、そんな人生に大きな安定をもたらしてくれる非常に有用な便利グッズなのです。

拝金主義はナンセンス

かといってお金に対して過度な期待や信頼を寄せることは賢明だとは言えません。

あまりにお金を持ち上げるような考え方というのは、拝金主義といいますが、これは本末転倒な考え方だといえるでしょう。

なぜなら何度も申し上げた通り、お金というのはツールだからです。道具なんです。

使ってはじめてその価値を発揮します。使ってなんぼの物なんです。

ただため込んでいるだけでは、ただのガラクタと成り下がってしまいます。

拝金主義に浸ってしまうと、その本質を見失って、お金という存在自体に価値を見出してしまうようになります。

その結果お金をためることに快感を覚えたり、金額が増えていくことに満足感を得るようになってしまいます。

何か目的があって、それをかなえるためのお金という存在です。

お金というのは常に副次的なものです。

本質を完全に見失った拝金主義という考え方は、極めてナンセンスだといえるでしょう。

大切なものを守るためにお金が必要

お金というものは、大切なものを守るためのツールなんです。

今回の記事で一番言いたかったことは、ここです。

「お金よりも大切なものがある」

当たり前です。

そんな大切なものを守るためにお金が必須なのです。

お金なんて必要ないというのは嘘です。

資本主義社会において、お金なしで生きていくことは不可能だからです。

おなかを満たすのも、けがや病気を治すのも、安全な場所で安心して眠ることができるのも、すべてお金というツールがそれらのものに成り代わってくれているおかげです。

お金自体に特別な価値があるとすれば、それは様々なものに変化することができるその際立った柔軟性にあると思います。

一つのことしかできない人よりは何でもできる人の方が重宝されるのは当たり前ですよね。

お金に執着するのではなく、お金によって守ることができる自分にとって本当に大切な物に執着するようにしましょう。

お金との付き合い方

今回の記事ではお金の本質的な価値や、お金に対する考え方&接し方についてお話ししてきましたが、皆さんはどのようにお考えになりましたでしょうか?

確かにその通りだと思われた方も、全文通して読んだけど、まったくもって納得いかない、という方もいらっしゃると思います。

もちろん今回の記事は、私の主観が前面に押し出された内容となっていますので、これがすべて正しいというわけではありません。

ただ、今回の記事を通して少しでも考え方や価値観に変化が出て、自分にとってプラスに活かすことができそうだなと感じられた方がいらっしゃれば今記事を執筆した甲斐があったなという所存です。

今後も皆さんの人生においてお金というものとは末永く付き合っていくことになると思います。

そんな時もう一度お金というものの本質をかえりみて、より上手な付き合い方を選び抜いていかれることを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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