器用貧乏と呼ばれ続けた皆さん、こんにちは。
ヒミコ(@himiko_25)です。
筆者自身も幾度となく器用貧乏と蔑まれてきた経験があります。
一つのことに特化した人間が正義とされる時代はもう終わりを告げました。
二兎を追う者が三兎も四兎も得るようになるでしょう。
器用貧乏は長所である!
それに伴って、一般的に短所を指す言葉として使用されることが多いです。
ことビジネスに関して、器用貧乏は大きな長所となり得るのです!
器用貧乏の一般的なイメージ
一般的な器用貧乏のイメージを調べてみると
「なまじ能力が高い分、他人にいいようにこき使われちゃう」
「色んな事に手を付けるけど、どれも中途半端で、結局何にも極められなかった人」
といったようなものが散見されました。
許せませんね…。
器用貧乏の大きな特徴5つ
ではここで本題に入る前に、器用貧乏の特徴についておさらいしていきましょう。
果たして共感できる内容になっているでしょうか?
1.ポテンシャルが高い
元々持ち合わせている能力自体が高く、またそれらの応用力やコントロールに長けているため、非常に要領がよく、何事にもそれなりの結果を簡単に出せてしまいます。
―転じて努力する必要がないため、何に対しても一定のところで打ち止めになってしまいがちです。
2.好き嫌いが少ない
特に好奇心旺盛なわけではないですが、なにをやってもそこそこできてしまうので、得手不得手がなく、結果的に様々なことを受け入れてしまうといった具合です。
嫌いなものがない代わりに、これといって好きなものもありません。
3.飽きっぽい
何かを始めても割と早い段階で習得してしまうため、すぐに退屈さを感じてしまいます。
自身の適正である物事に出会うことができたとしても、この特徴がわざわいして、とことん極める前に、興味の対象が移り変わってしまいます。
4.お人よし
何でも自分でやった方が早いことを理解しているので、他人にあれこれ指示するよりも、自分でなんでも解決してしまいます。
これをはたから見ると、責任感が強く率先して頼みを引き受けてくれるお人よし人間とみなされるのです。
5.競争意識が低い
極端にできないことが存在しないので、悔しさや憤りという感情を持ち合わせることがなく、向上心も育ちません。
要領の良さがわざわいして、逆に接待プレイが上手になることもしばしばあります。
仕事における器用貧乏のメリット
ここまでみると、やはり一長一短のように感じますが、仕事という環境に当てはめてみると、これがうまいこと生きてくるのです。
何でもそつなくこなす
仕事において、完全な単純作業というものは存在しません。
そんな中、得手不得手というものがほぼ存在しない器用貧乏な人間は、そのどれもを高水準でこなすことができるということがお分かりになるかと思います。
物覚えが早い
また、その際立った要領の良さから、瞬時に物事の本質を見極め、新しい仕事でもすぐに自分の物にすることができるということが言えるでしょう。
いい意味でも悪い意味でも貴重な人材
これらの基礎能力の高さ、また業務内外での要領の良さ、人当たりの良さから、いかなる仕事においても重宝される人材であるということが言えるでしょう。
打算的になればビジネスにおいて敵なし!?
器用貧乏の仕事における有用性が理解できたと思います。
―しかし同時に、悪い部分もはっきりと見えてきたことと思います。
「お人よし」というのが、本当に要らない部分なのです。
徹底的に嫌な奴になろう
器用貧乏が仕事で大成を収めたいのなら、もっと功利的で打算的になることが重要であり、それこそが先述したメリットのみを余すことなく享受する唯一の手段だということが結論付けられます。
自分の人生なんだから何でも自分本位で考えてみてください。
器用な部分はそのままに、貧乏と呼ばれる所以を消してしまいましょう。
能力の高さだけを際立たせる
基本的に能力は高いんです。
だからもっと自分にうぬぼれて、あくどく利益を追求していきましょう。
そうすれば、自ずと大成を勝ち取ることができます。
―せっかく器用貧乏というある種の能力を手にしているんだから、これからはもっと上手に利用していきましょう!
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